取材について

B.K. student media では先日「社長インタビュー」特集の為に、広告代理店に取材に行った。そこでは実際に取材をしながら機材の使い方、セッティング、流れなどを学ぶことができた。そして、ある程度流れがわかり、機材さえあれば誰でも取材にいけると感じた。この記事ではセッティング、機材(カメラ)の2つについて学んだことを取り上げる。

セッティングについて

取材において、必ずセッティングが必要になってくる。セッティングでは機材の設置はもちろんだが、取材対象者をどの位置で取材をするかを考えなければならない。さらに、スムーズに取材をするためにこのセッティングをいかに早く終わらせるかが鍵になる。

セッティングについてはいくつか注意しなければいけない点があることがある。1点目は、インタビューする際の椅子。また、その位置。インタビューする際にどんな人なのかどういう環境で働いているのかなどの情報収集手段として、背景が大切である。そのため、背景に映る小物にも気を配らなければならない。試行錯誤しながらその人に最適な家具・配置にする。2点目に光だ。取材に行くとスタジオなどにあるスポットライトがあるわけではないので、自然光での取材になる。自然光の入り方によっては映り方が変わってくるため、光をどのようにより入れたいか考えてセッティングする必要がある。

これらの環境セッティングを踏まえた上でカメラを立て、画角などを決めることができる。

カメラについて

取材の種類(お話を聞くだけなのか、映像なのか)によって撮影に必要な機材が変わってくる。今回は映像に使う機材の使い方を学んだ。機材は、一眼レフ・ビデオカメラ・三脚・ボイスレコーダー・レフ板などを使用した。何処に、どれだけこだわるかによっても機材の種類が変わってくる。中でも映像作品においてどの種類のカメラを使用するかも重要になってくる。

一眼レフとビデオカメラの違い

この2つ違いを問いかけられたところ明確な回答をした学生は少なかった。メリット、デメリットでこの2つの違いを説明していく。

・一眼レフのメリット・デメリット

一眼レフは何と言っても映像が綺麗だ。一眼レフで撮ることにより、他のカメラより容易に後ろの背景などを暈し、被写体を綺麗に捉えることができる。中でもフルサイズ35mmの一眼レフがいいようだ。一眼レフの中でも物を捉えるセンサーが大きいためである。デメリットとしては、値段が高かったり、録画時間が短かったりなどが挙げられる。また、ホワイトバランスなど環境に合わせて設定が多くあるので習得も難しい。

・ビデオカメラのメリット・デメリット

ビデオカメラは長時間の録画に特化している。最近は音声も映像も綺麗に撮れるものもあるらしいが、画質は一眼レフには劣る。また、アップの映像は不得意なため、全体を引いて撮るのが向いている。

これらの特性を考慮し、一眼レフをVIPの方に焦点を当てて、ビデオカメラを引きで全体撮るように設定した。このことから、特性によって機材を変えていくことを学んだ。

終わりに

今回の取材を通じて一通りの取材に必要な流れを感じながら学ぶことができた。また、これからお会いする取材を協力してくださった方にお待たせしないよう、学んだことを活かしていきたい。さらに、自分自身の技術の向上も必要だが、継続的なメディアを目指す上で機械を触れられるメンバーを増やす必要があると感じた。

今後も取材に必要な撮影や技術、又は撮影の裏話など、記事にしていきたいと思う。

石川夢乃投稿者:同志社女子大学:石川夢乃

 

 

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