○目次
1.はじめに
2.プロデューサー業について
3.音楽プロデューサー業の活躍
4.おわりに
1.はじめに
近年、様々な分野で“プロデューサー”という職業を耳にすることは無いだろうか。しかし、プロデューサーについて、一般には詳しく知られていない。ここでは、そのプロデューサー業について紹介する。
2.プロデューサー業について
まず、プロデューサーとは政策全体の統括をする職業のことだ。テレビプロデューサーや広告プロデューサー、音楽プロデューサーなど、プロデューサーの中にもジャンルがたくさんある。その中でも今回は、音楽プロデューサー業について紹介したい。音楽プロデューサー業とは、音源の制作や、コンサートや映画などの企画で音楽制作面全般を指揮する役割の職名である。
3.音楽プロデューサー業の活躍
音楽プロデューサー業の中でも、作詞家や作曲家、プレイヤー(※1)やレコーディングエンジニア(※2)など職種は様々だ。中でも、音楽イベントの企画をする音楽プロデューサーと聞けば馴染み深いかも知れない。音楽イベント、ライブやコンサートなどの公演の主催、アーティストへの出演依頼(=キャスティング)、プロジェクションマッピングなどを担うのがそれにあたる。
プロデューサーとしてアーティストのマネージメントを務める一方、ライブイベントやディナーショーのオーガナイズ(※3)など、数々のショーをコーディネイトしたり、レコーディングエンジニアとしての経歴も持つプロデューサーもいる。より現代のアートを活かし、想像力勝つ創造力を培い芸術表現をする。際限のない自由な発想から生まれる芸術は、時流の影響を受けない普遍的な作品を作り上げるだろう。
音楽を中心とするエンターテイメント業から、社会に求められる幅広いビジネスを展開できる、それが音楽プロデューサー業だ。
※1:音楽を演奏する人。
※2:アーティストがスタジオで録音をする際に、音響の調節をする人。
※3:企画、準備をすること。
4.おわりに
音楽プロデューサーという職業はあまり身近にあるようには思われないかも知れないが、その中にはあらゆる方向からアプローチできるという魅力がある。その分、幅広く能力を活かされるチャンスがあると言える。音楽業界は様々な企業が関わり合っているという特徴があるからこそ、就職するためには、業界研究を行い、実力や経験を身に付けておくことが大切だ。
現代の技術を取り入れた上で、時代の流れに乗らない作品を作るという特性を活かせる音楽プロデューサー業の活躍は、これから益々世の中に広がり続けるだろう。
投稿者:加瀬 明日美/同志社大学